スピードダイエットでは成功後の皮膚のたるみが大問題です。 |
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| 妊娠と出産を経験された方や、身近にそういう女性を見る機会があった方はお分かりだと思いますが、妊娠後の裸の姿を見てショックなのがお腹の皮のたるみです。
妊娠中は赤ちゃんと羊水と胎盤を蓄えてぱちぱちだったお腹ですが、それが出てしまうと一気に5000立方センチ分は体積が減ることになります。
そのツッパリが取れたお腹のタルタル加減と言ったら。
そしてそれが元に戻るのには、妊娠期間と同じぐらい、ほぼ一年はかかることもみんなよくわかっていますよね。
セルライトを落としたいと言うことで、プロテインダイエットなどの置き換えダイエットで体重を落とした方。
こういう方の問題点は、筋肉が落ちてしまうことに比べて、皮膚の弾力もなく、だら~んと垂れ下がってしまうことにあります。
この理由は体の防御反応によるものです。
プロテインなどの置き換え職で摂取カロリーを大幅に減らすと、身体は飢餓に備えた対策を取り始めます。
まずは活動してお腹が減るのを避けるために、筋肉をエネルギーに変えることで体力を持たせようとします。
その一方で、脂肪細胞にはどんどん脂肪を蓄積するように、非常用に備えたエネルギー代謝をするようになります。
このように新陳代謝が落ちて影響が出るのは筋肉だけではありません。
実は皮膚や髪の毛、あるいは消化管上皮などの毎日新しく生まれ変わっている細胞も活動を抑えてしまいます。
そのために皮膚の艶もなくなってくるし、フレッシュさが無くなってきます。
一気に痩せて体積が減ったのですから、体積が減ったのに合わせて皮膚は再生を繰り返して引き締まった大きさへと次第に変わっていくものですが、その再生スピードが著しく落ちてしまうのです。
おかちゃんを産んだ後のお腹は、その後もお母さんはせっせと授乳のためなどに栄養をとりますので順調に回復します。
それで一年かかるのに、絶食置き換えダイエットで痩せたお腹の皮膚や二の腕が元に戻るのは、それよりも遅いスピードでしか再生できないのですから、どれだけかかることか。
食事制限して基礎代謝を落とすのではなくて、基礎代謝を上げて痩せた方がいいよとお勧めする理由はここにもあるわけです。
やることは食事を変えるだけ、ほんとにこれで痩せるんです。
京都には9年間住んでました
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8月15日(月)22:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 美容・コスメ | 管理
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